
2025.9.30
ヴォルフラム・マンツェンライター博士との対談
ウィーン大学のu:japan講義シリーズが紡ぐ、新たな知のネットワーク
ウィーン大学東アジア学科が主催するu:japan講義シリーズは、新型コロナウィルスによるパンデミックをきっかけにウェブベースの取り組みとして始まったが、現在では日本研究の分野で最も評価が高く、強固な基盤を持つハイブリッド型の学術交流フォーラムの一つに成長した。Japan-Insights編集部は、このプロジェクトのアドバイザーであるヴォルフラム・マンツェンライター教授に取材した。彼のリーダーシップの下で、このシリーズは2020年以降、10シーズン連続で実施され、100回を優に超える講義を積み重ねてきた。世界中の研究者の最新の研究成果を視聴者に紹介するだけでなく、次世代の日本研究者の育成にも貢献している。現在、これまでの講義のデータベースを整理し、テーマ別モジュールとして教育・学習目的に利用可能な形で公開する計画も進められている。
取材・執筆:竹馬スーザン