
2025.3.19
アンナ・ジャクソン氏インタビュー
英国ビクトリア・アンド・アルバート博物館における日本芸術作品展示の取り組み
~卓説した作品の研究、保存・修復から展示まで一貫して対応~
5000年前の昔から、現代に至るまで人類の創造性が生み出してきた280万点あまりの創作作品を所蔵するロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)は、来館者に美術、工芸作品を中心とする様々な意匠作品の世界を楽しんでもらうため、その豊富なリソースを活用した取り組みを展開している。これは1852年の同館の創立以来の使命となっている。2026年に、同館内にある東芝日本ギャラリーが開館40周年を迎えるのに先立ち、Japan-Insights編集部はV&Aでアジア部門の責任者を務めるアンナ・ジャクソン氏と対談し、同館が所蔵するアジアの著名な芸術作品と創作作品について伺うとともに、学芸員や保修専門家が日本の文化的創造性を斬新かつ適切な方法で紹介するために取り組んだ革新的なプロジェクトについてお話を伺った。
取材・執筆:竹馬スーザン